第81話「インナーマッスルを鍛えよう」

インナーマッスルってナニ?
いきなりカタカナ文字ですいません・・・笑

今回のメルマガのタイトルが決まらなくてね・・
インナーマッスルという言葉がイチバンしっくりくるんです。

インナーマッスルとは、日本語で言えば「深部筋」といえるでしょうか。
よけいなじみがないコトバだったりして・・・笑

説明すると、カラダの中心部というか、関節の周りにある筋肉群のことです。
コレに対するのが「アウターマッスル」といいます。

アウターマッスルとはカラダの外側にあり、大きなチカラを発揮する筋肉群です。
大胸筋とか大腿四等筋とかボディビルなどで目立つ筋肉ですね。

インナーマッスルとはアウターマッスルの内側にあり、カラダの姿勢を保つ働きがあります。
ですから、外から見えませんし、意識しない筋肉だと思います。

知名度はまだ低いのですが、ダイエットと深い関係があります。
私が紹介した運動でも、「真向法」とか「エゴスキュー」などがありましたね。

これらも、つきつめるとインナーマッスルのトレーニングになるのです。
もともと、骨格の周りに張り巡らされているのがインナーマッスルです。

姿勢を保つこともありますが、カラダの柔軟性とも関係があります。
関係があるというより、柔軟性そのものというコトですね。

ダイエットとカラダの柔軟性は関係があるの?
あなたは答えられるでしょうか。

あなたはダイエットしたいのですよね・・・
まさか、柔軟体操をしていない、なんて事はないですよね?

え、してない・・・
それはまずいですよ!

カラダが硬いままでは、ダイエットできませんよ。
ダイエットの体操は有酸素運動だけではダメなのです。

以前「オリエンタルストレッチ」というタイトルでメルマガを書きました。
そのときは真向法の紹介と効能を書いたと思います。

まあ、「また割り」みたいな体操ですが、とても健康に良いのです。
血行がよくなるし、それにともなって老廃物の排出が良くなります。

また、最近「奇跡のエクササイズ」というタイトルでエゴスキューという体操も紹介しました。
これは痛みをとる方法で、カラダが痛いとダイエットどころではありませんからね。

それで、私も柔軟性を高めたり、骨格の調整をする体操は大事だと思っています。
血行がよくなり、むくみにも効くし、痛み解消や姿勢を正す効果もあると・・・

しかし・・・
それだけじゃないんです!

カラダが硬いということはもっと重要な意味があります。
ダイエットにとって、キワメテ大事なことなのです。

あなたのカラダで脂肪がたくさんあるのはどこですか?
「おなか」とかじゃなくて・・・

それは「筋肉のあるところ」じゃありませんか?
もっとはっきり言えば「動きの悪い筋肉のところ」ではないですか?

私も太っていた時期がありましたが、そのときでも脂肪がない場所がありました。
ひとつは手足の関節・・・笑

もうひとつは、上腕二等筋の場所と、大腿四等筋・ヒラメ筋のあたり。
腕のちからこぶを作る所と、太ももの前・ふくらはぎの所です。

ここは体脂肪率25%を超えても脂肪はまったくありませんでした。
なにせ、指でつまんでも皮しかないのがハッキリわかります。

何でかというと、イチバン酷使している場所だから・・・
そして、関節の稼働率が100%というのが大きいようです。

これは、だれでもある程度おなじだと思います。
もちろん、太りすぎの場合、全体に脂肪がついていると思いますが、比率として低いのです。

あまり「ひじが硬い」という話は聞きません・・・笑
日常的によく使うからです。

そして「膝が硬い」という話も聞きません。
膝が痛いというのはよく聞きますが・・・涙

しかし、肩が硬いというのはよくあります。
腰とか股が硬いというのはとっても多いです。

そもそも「関節が硬い」というのはどういうこと?
それは本来動くはずの部分が動かないということですよね・・・

しかも、動きが少ないのではありませんよ。
「まったく動かない」筋肉が存在しているのです。

カラダが痛いのも同じです。
カラダの痛みはカラダのゆがみから来ることが多いです。

ゆがんでいるから酷使される関節や筋肉ができてしまうのです。
そして、逆にまったく動かない関節と筋肉ができてしまいます。

そのアンバランスな状態を長く続けることによって痛みが発生するのです。
カラダが硬いのでも、カラダが痛いのでも「動かない関節と筋肉」があるのです。

動かない筋肉はどうなるの?
使わないから、ますます硬くなり細くなります。

血行はキワメテ悪いです。
動かないのですから、基本的に血が流れるわけありません。

血液は心臓のポンプだけでは流れません。
筋肉の収縮運動によって流れてゆくのです。

その筋肉が動かないのですから、血流などありません。
つまり動かない部分は最悪のどろどろ血状態なわけです。

さらに、筋肉が動かないのですから、カロリーを消費しません。
筋肉もまったく動かないので熱が生産されていません。

つまり本来消費するカロリーを消費してくれないのです。

しかも、血行が悪くなるということは「冷える」という事でもあります。
冷えるという事はカラダが正常に機能しないことを意味します。

正常に機能しない所には脂肪が蓄積されます。
なぜなら、人体には弱い場所を守ろうとする機能が働くようです。

おなかも脂肪がつきやすいですが、大事な臓器を守るためです。
つまり、大事なところ、弱いところは脂肪で守られるわけです。

あなたのカラダで脂肪のつきやすいのはどこですか?
ウエストまわり、腰まわり、太ももまわり、背中まわり・・・などでしょうか。

これ、カラダの硬い場所と同じだと思いませんか?

ウエストが太いとか言って、ウエストはちゃんと曲がりますか?
ようするに、前屈して、手のひらが床に着きますか・・・といっているのです。
ようするに、背中をそらせて、後ろの床が見えますか・・・ということです。

太ももが太いとか言って、股関節はちゃんと開きますか?
まさか、床にすわって足が90度も開かないなんて人はいないでしょうね・・・涙
その状態で前屈して床にキスができますか・・・聞くまでもありませんね・・・笑

つまり、そういうことです。

ウエストが太いとか言っても、カラダは悲鳴をあげているのです。
カラダはきっと言いたいでしょう。

「だって、動かないんだもん!ちゃんと使ってくれないんだもん!(怒)」
「血液が流れないんだもん!老廃物も掃除できないんだもん!(怒)」
「筋肉が温まらないから、寒くて脂肪で保温しているんだもん!」

これが現実です・・・涙

もちろん、摂取カロリーの問題もあります。
食べ過ぎていれば、関節が柔らかくても太るでしょう。

しかし、そんなに食べていないのに太っている人もいます。
それは、カラダが硬いからかもしれません。

ようするに、インナーマッスルがサビついているのです。
これを動くようにしなければダイエットは難しいでしょう。

どうやって動くようにするのか?

スポーツクラブでマシンをやってもダメです。
インナーマッスルは、ダンベルやスクワットなどでは鍛えられないのです。

だいたい、鍛える前に、動くようにしないとね・・・笑
だから、まずは柔軟体操が必要なのです。

でも、柔軟体操といってもナニをすればいいの?
まずは、私の紹介した真向法やエゴスキューをやってください。

詳しくはバックナンバーを読んでね♪
「オリエンタルストレッチ」(真向法の話です)
http://www.simple-diet.net/merumaga%20NO39.html

「奇跡のエクササイズ」(エゴスキューの話です)
http://www.simple-diet.net/merumaga%20NO66.html

深層筋を鍛えるのには、もっとオシャレなエクササイズもあります。
「ピラティス」とかいうのもインナーマッスルを鍛える方法です。(私は未体験ですが)

また、最近「ジョーバ」なる健康器具が売れているようです。
お馬さんの動きを再現している機械ですが、あれもインナーマッスルを鍛える器具です。

他にも、バランスボールとかいうのもありましたね。
大きなゴムボールの上にのってバランスをとるやつ・・・あれもインナーマッスルです。

あと、ベストセラー本になっている「美腰ダイエット」という方法もそう。
身長167cmにしてウエスト56cmというSHINOさん考案のエクササイズです。

ついでに、最近流行の「ベリーダンス」というのもありますね。
セクシーに腰を動かすダンスですが、ベリーとはもともと「おなか」という意味ですから。
ストロベリーとは関係ありません・・・笑

このように、様々な方法があります。
でも、インナーマッスルを鍛える方法というのは、あまり確立されていないのです。

ようするに、柔軟体操というか、ストレッチというか、地味な運動なわけです。
大げさにバーベルやダンベルを持つわけではないので運動している気がしませんね。

しかし、ダンベルでは鍛えられない部分を鍛えているわけです。
だから、こんな弱々しい運動でも効果が出るのです。

運動選手がジョーバにのっても遊んでいるようにしか見えません。
しかし、実際にインナーマッスルを鍛えると記録が向上するのです。

そりゃそうですよね、関節がよく動くようになるのですから。
しかも、姿勢を保つチカラも強くなるのでフォームも改善して効果があるのでしょう。

当然、ダイエット効果もバツグンです。

脂肪も筋肉の刺激を受けて分解しそうです。
しかも、基礎代謝が上がるので勝手に痩せる体質にヘンシンしているのです。

あんな、腰をくねらせたって痩せるわけがないじゃない・・・
あんな、負荷もかからない運動して、カロリー消費するわけがないじゃない・・・

そう思っていたら、大間違いです。
それらは、大きな筋肉(アウターマッスル)を鍛える方法ではないのです。
それは、深部筋(インナーマッスル)を鍛える方法だったのです。

これらは、ジョーバを買わなくても自宅でカンタンにできます。
めんどうがらずに、まずは実践しましょう。

いかに自分のカラダが硬いか「すぐに」実感できると思います。
ちなみに私も肩周りが硬いようです。

だから肩が痛くなったんですね・・ガンバラなくちゃ・・・

やり方は本屋さんでテキストを買えば安いものです。
参考までに、楽天ブックスへリンクはっておきました。
1500円以上買うと、送料無料ですよ♪

 

ベストピラティス・・・1575円
(やったことありませんが、全身に効きそうですね)
http://item.rakuten.co.jp/book/4018681/

決定版「真向法」 ・・・・・1200円
(ウエストから股関節のインナーマッスルに最適)
http://item.rakuten.co.jp/book/1731702/

驚異のエゴスキュー ・・・・1785円
(カラダ全体のインナーマッスルと痛みのある方にオススメ)
http://item.rakuten.co.jp/book/5544951/

美脚&美腰 Wダイエット・・・・・1155円
(背中からウエスト・腰のインナーマッスルにオススメ)
http://item.rakuten.co.jp/book/5744807/

おなかがへこむ深部筋エクササイズ・・・・1312円
(タイトルどおり全身のインナーマッスルを鍛える方法です)
http://item.rakuten.co.jp/book/1683203/

ベリーダンス入門・・・・1785円
(これもやったことありませんが・・笑、とってもおなかに効きそうですね)
http://item.rakuten.co.jp/book/5543772/

あなたも、いろいろ探してみましょうね♪
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

さて、あなたの感想をお知らせください。
このメルマガにそのまま返信すれば届きます。
質問や感想も歓迎しますので、遠慮なくどうぞ!

  • *――――――――――――――――――――――――――*◇

【編集後記】
最近の雨はすごいですね・・・
水没してしまった方のご冥福をお祈り致します。

このあいだ私も仕事から帰るとき、車で危なかったです。
道路が完全に冠水していて川の中を走っているようでした。
こんな状態だと知っていたら通りませんが、通行止めになってなくてね・・・危

夜だったので、「あっ水だ・・・」と思ったらもう車が水泳状態!
深さはおそらく20センチ以上はあったでしょう。

おそらくマフラーは水没するかどうかの瀬戸際だったと思います。
(排気ガスの出るマフラーが水につかると基本的にエンジンが止まります)

こりゃ、止まったらエンジンかからないかもしれない・・・冷や汗もので走りましたよ。
この町に40年もすんでいますが、過去、こんなにひどく冠水したのを見たことありません。
一部ではなく、数百メートルにわたって水深20センチ以上が続いてましたから・・・

今年はあんまり暑くないな・・・などと油断しているとこれですからね・・

温暖化の影響はじわじわと迫ってきています。
自分のできるところから、エコライフを模索しましょう。

それでは、またね~!
船田☆^^!

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