第59話「入れないということ」
ダイエットで大事なのは「入れないこと」です。 
    こういうと、大部分の方は「カロリー」を入れないことだと思うでしょう・・ 
でも、そんなことはありません。 
    カロリーは必要なのです。 
人間は、脳に糖分が供給されないと数分で死んでしまいます。 
    人間が生きてゆくとき、一番必要なものはなんでしょう? 
まずは、空気です。 
    空気がないと、1分持たなかったりして・・・ 
そして水です。 
    水がないと1日持ちません・・・断食中も水だけは飲みます。 
次に糖分です。 
    しかし、糖分を摂取しなくても人間は何日も生きていけます。 
え、数分で死ぬと言ったじゃないかって・・・笑 
    それは、体内の糖分を脳に供給しているからです。 
まず、人間は血液中にある糖分を使います。 
    それが無くなってくると、低血糖となり、カラダがフラフラ~となるわけです。 
そして、「あ~、お腹すいたわ~!」となるわけ・・
一番カンタンに糖分を摂取するには砂糖です。 
    しかし、白砂糖を大量に食べると血糖値が急激に上がり、そして急激に下がります。 
    しかも、白砂糖を分解するときに、体内のビタミン・ミネラルを大量に消費してしまいます。 
朝は食べたくないので、「缶コーヒー」を飲んでいる人・・・ 
    それがこの状態です。 
これだと何度も飲まなくてはやっていられないし、ビタミン不足を招きます。 
    さらに、精神的にも感情の起伏が激しくなって問題あるかも・・・ 
カンタンに、安全に糖分を補給するには、やはり炭水化物です。 
    ごはんやパン、麺類などですね。 
これだと、内臓に負担をかけず、カンタンにブドウ糖に分解されます。 
    しかも、比較的ゆっくり分解されるので血糖値の上昇も緩やかです。 
血糖値が上昇しないとやる気が出ません。 
    糖分を補給しないと仕事も勉強もはかどらないんですね。 
だから、人間にとって一番大事なのは「炭水化物」なんです。 
    たんぱく質や脂肪は二の次です。(もちろん、大事ですが) 
たんぱく質や脂肪からも一応、糖分も製造されます。 
    しかし、コストが高すぎて問題アリです・・・ 
おまけに、産業廃棄物ならぬ、毒素も製造されちゃいます。 
    だから、お肉を食べると、便が臭くなります。 
なかでも一番消化が難しいのが脂肪分です。 
    これを消化するのは大変で、私も40歳を過ぎてカラダで実感しました。 
つまり、胃がもたれるんですね。 
    消化に時間がかかるからです。 
ダイエットのためにその一。 
    脂肪分はもちろん、動物性たんぱく質も控えめにしましょう。 
あと、カロリーといえば、最近「ゼロカロリー」を売りにする飲料とかありますね・・・ 
    まさか健康に良いなんて思っていませんよね・・・笑 
別にアレをのんでも痩せるわけではありませんよ。 
    ぎゃくに太るかもしれません・・・水太りで・・・ 
水分は確かに必要です。 
    でも、水分の取りすぎはカラダに悪いのです。 
体内に滞留して水太りとなり、体重を増加させます。 
    さらに、冷えを始めとして体調を悪くするもとです。 
ちなみに、「水」と「水分」は違いますよ。 
    水は飲んでもすぐに吸収され、内臓も負担がありません。 
健康なカラダなら、水はすぐに排出されます。 
    それも老廃物をいっしょに排出してカラダの掃除をしてくれます。 
しかし、水分は内臓に負担をかける場合が多いです。 
    とうぜん、肝臓・腎臓の仕事を増やしてしまいます。 
すると体内に老廃物がたまりやすくなってしまいます。 
    結果、体重も増えますし、排出しきれない水分が体調を悪化させます。 
この場合、水分とはいろんな成分を含んだ水・・・、いわゆる飲料ですね。 
    コーヒー、紅茶、緑茶、ジュースもどき、炭酸飲料、スポーツドリンクとか・・・ 
これらには、カフェインを始め、市販のものは香料とか添加物がいろいろ入っています。 
    コカコーラゼロなんて、添加物のチャンポンでしかありません。 
入っているのは、カラメル色素、人口甘味料、香料、酸味料、保存料、カフェイン、だけ・・・ 
    たしかにカロリーゼロですが、これほど罪深いゼロカロリーもありません・・・ 
こういうものを飲んでいると、代謝の悪いカラダになります。 
    すると、水を飲んでも太る・・・・となるわけです。 
私はしょうが紅茶を毎朝飲んでいますが、1日、1~2杯だけです。 
    なるべく、それ以外の水分は取らないようにしています。 
ま、朝の気付け薬です・・・笑 
    それも水分排出の妙薬ですよ。 
私の場合、水は欲しいだけ飲みます。 
    ダイエットに感心がある方は、なるべく「ただの水」を飲みましょう。 
    もちろん、ミネラルウォーターならベストです。 
ダイエットのためのその二、 
    添加物や刺激物はなるべく取らないようにしよう。 
もちろん、加工食品もなるべく控えめに・・・ 
    加工食品は長期間保存するために添加物を使っています。 
アルコールはとうぜん控えてね。 
    これは毒素そのものですから・・・笑 
そして最後に・・・ 
    余計な情報は入れないようにしましょう。 
    56話で書いたとおりです。 
もちろん、余分なカロリーは太るもとです。 
    でも、カロリーより危ないものがありますよ・・・ 
カロリーを気にするあまり、もっと危険なことをしていませんか? 
    というのが今日の結論です。 
まとめ 
    太らないために、脂肪分はもちろん、動物性たんぱく質も控えめにしましょう。 
    代謝の良いカラダのために、余分な添加物を取らないように気をつけましょう。 
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございます。