第48話「プチ断食ダイエット」
いきなりですが、お正月太りは大丈夫ですか・・・笑 
    今日は、お正月太り解消に、プチ断食の話です。 
でも、断食というのは、本当に難しいものです。 
    数日間にわたる断食は、必ず指導者のいる施設で行ってくださいね。 
今日は、そんなタイヘンなことではなく、カンタンな断食の方法をお伝えします。 
    これは医学博士である石原結實先生オススメの方法です。 
「しょうが紅茶」と「ニンジンりんごジュース」を使います。 
    半日だけのカンタンなプチ断食ですが、ダイエット効果は大きいですよ。 
もしジューサーがなければ、市販の青汁とか果汁100%ジュースで代用してね。 
    伊藤園の充実野菜が比較的オススメです。 
さて、半日断食というのは、朝と昼に固形物を取らない方法です。 
    この方法なら、断食を続ける事が可能です。 
この「固形物」を食べないというのがポイントですね。 
    固形物を食べると、カラダは消化吸収に手間がかかり、排出がうまくできません。 
断食というのは、結局、体内にたまった老廃物の大掃除です。 
    しかし内臓が消化吸収を始めると、老廃物の排出は機能低下するんです。 
あなたは、ふたつの仕事が同時にできないですよね。 
    同じように、内臓も「吸収」と「排出」が同時にできないのです。 
つまり、食べてばかりいると、吸収だけで1日が終わっているのです。 
    そうすると、老廃物の排出が不十分なまま、体内にたまってゆくのです。 
とうぜん、体重は増えてゆきますね・・・笑 
    とくに、下半身が太くなると思います。 
それを解消するのが、プチ断食です。
問題は、断食すると糖分の供給が断たれるので、低血糖でふらふらになるんです。 
    通常の生活ができませんから、ここが断食の難しいところですね。 
この欠点を補う方法が、糖分を補給しながら、固形物を食べないやり方です。 
    それが、しょうが紅茶とニンジンりんごジュースを使う方法なんですね。 
じつは、糖分というのは、一瞬のうちに吸収されるんです。 
    だから、消化器官の「排出モード」の働きを妨げません。 
内臓が老廃物の排出を続けながら、血糖値を上昇させる方法なのです。 
    すると、空腹のままですが、血糖値が上がって活動エネルギーが満たされます。 
つまり、辛くない断食なわけです・・・ 
    (辛くないどころか、これほど活動に最適な状態もありませんよ) 
しかし、それなら砂糖水を飲めばいいのかな、と思うでしょう。 
    缶コーヒーにも、コカコーラにも砂糖はタップリ入っています。 
もちろん、短期的には可能ですが、その後の問題があります。 
    白砂糖には、カラダを冷やし、体内のビタミン・ミネラルを消費するという副作用があります。 
私はオススメしません、コカコーラダイエットなんて・・・笑 
    カラダを冷やして代謝を悪くし、体内の栄養バランスを崩すだけですから・・・ 
コカコーラゼロというのもありますが・・・・、水分で太りたい方はどうぞ・・・笑 
    こういうのは添加物炭酸水なので、カラダを冷やし、代謝を悪くすることに変わりありません。 
しょうが紅茶にはカラダを温める作用と、余分な水分を排出する作用が優れています。 
    ニンジンりんごジュースには、ビタミン・ミネラルが豊富なうえ、強い抗酸化力があります。 
つまり、健康と美容に最適で、辛くない断食法ということです。 
    しかも、老廃物の排出に強い効果が期待でき、すぐれたダイエット効果があります。 
では、やり方を説明します。
※注意点としては、朝食抜きのダイエットに慣れていない人はやめた方がいいです。 
    まずは、朝食を「しょうが紅茶」などにする、「朝食固形物抜き」に慣れてから始めましょう。 
朝食抜きをやってみて調子がいい人は、休日などを利用してプチ断食をするといいです。 
    すると、おそらく初日は1キロ近くダイエット成功しているはずですよ。 
朝:「しょうが紅茶」+「ニンジンりんごジュース」又は市販の100%ジュースでも・・ 
    紅茶にはすりおろし生姜と「黒砂糖」か「てんさい糖」を入れましょう。 
昼:朝と同じか、「しょうが紅茶」を2杯。 
    かならず、糖分補給のため、黒砂糖かてんさい糖をタップリ入れましょう。 
そして、血液をよく循環させるために、少し歩いたり、体操をしましょう。 
    家でじっとテレビなんか見ていると、ダイエット効果は低いです。 
途中、空腹感が強くなったり、ふらふらしてきたら、低血糖ぎみです。 
    しょうが紅茶を飲むか、黒砂糖のブロック、黒飴などをなめます。 
もしくは、固形物ですが和菓子少量ならおやつに良いと思います。 
    比較的、消化が短時間ですむため、内臓に負担がかかりません。(ケーキはダメです) 
和菓子は主成分が糖分と炭水化物なので、消化が早く済みます。 
    ポイントはたんぱく質や脂肪分を含んでいないものを少量選ぶことです。 
または、夕食を早めに頂きましょう。 
    それこそ夕食で、午後5時とか6時ごろでいいです。(8時以降は夜食ですね・・・) 
夕食の注意点としては、せっかくのプチ断食を成功させるため腹八分以下にします。 
    ここで、おなかいっぱい食べては、今日の一日が無駄になってしまいます。 
この日はなるべく、油を使った料理や、肉類は避けましょう。 
    実は、肉とか油が一番消化吸収に負担がかかるのです。 
今日は、あっさりと和食の「朝食程度」の夕食でお願いします。 
    ぜひ、濃い目の味噌汁や梅干、ゴマ塩などで塩分補給を心がけましょう。 
そして、オカズは大豆メニューがいいですね。 
    豆腐、納豆、厚揚げ、煮豆、テンペなどで食べちゃいましょう。 
粗食ですが、今日はプチ断食とわりきって・・・
あと、できれば玄米や雑穀入りのごはんがオススメです。 
    これらは、小食にするための必須アイテムです。 
ビタミン・ミネラルはもちろん、生命力が違います。 
    はっきり言って、白米とは食べる量が違ってきます。 
玄米を、よく噛んで食べましょう。 
    すると、とても少しでお腹は満足するんですよ・・・つまり低カロリーで~す♪ 
そして、夕食が終わったら、今日は早めに寝ましょう。 
    これで、11時過ぎまでおきていると、またお腹が減ってきます。 
それを防ぐためにも、早めにお風呂に入って寝ましょう。 
    あと、寝る前に「黒砂糖入り生姜湯」とか「黒砂糖ブロック」「飴」などを口にするといいです。 
ここで糖分を補給しておけば、夜中にお腹が減って目が覚める事を防ぎます。 
    これで明日の朝、体重を量れば喜びが湧いてくるというものです・・・笑 
これができれば、必ず体重は減っています。 
    もし、毎日プチ断食するなら、夕食の量を増やしてください。 
そのときは、和食の「夕食程度」に戻してくださいね。 
    1日1食にするなら、夕食はちゃんと食べなくてはダメです。 
    でも、やっぱり脂っこいものとか、肉類は避けた方がダイエット効果高いです。 
もし、ご主人やお子さんなど、家族の理解が得られない場合・・・ 
    ここは経費とわりきって、外食に行ってもらいましょう。 
そして、自分は家で粗食・・・
少し寂しいですが、ここが運命の分かれ道ですよ・・・笑 
    成功したら、きっとご主人やご家族も理解してくれるはずです。 
あなたが、太って、醜くなって、病気になって、不幸になるか・・・ 
    あなたが、スリムになって、美しくなって、健康になって、幸福になるか・・・・ 
どっちを選びますか?
意地悪な質問でスイマセン・・・ 
    聞かなくても決まっていますよね。 
私もプチ断食をやってみましたよ。 
    風呂上りに量ってみたら、1日で1300g減量していました。 
お昼はしょうが紅茶だけにして、スポーツクラブで汗を流したのが効いています。 
    ジムで運動しても、ぜんぜん辛くなかったですね。 
あとは、あなたが実行あるのみです。 
    参考にしてみてください。 
あなたの健康とダイエット成功を心よりお祈り申し上げます。