第41話「体重計を使っていますか」
さて、どの家庭にもある体重計の話です。 
    じっさい、体重計を使ったことのない人はいないでしょう^^/
あえて、このタイトルの意味は・・・
体重計を「有効に」使っていますか?という問いです。 
    特に、ダイエットなら、なおさら有効に使ったほうがいいですね。 
実は体重計にも使い方があるんです。 
    以前から、「体重は毎日計ったほうがいいですよ」と書いてきました。 
    でも、詳しく書いていませんでした・・・ 
あなたは、なぜ体重を量りますか? 
    もちろん体重を知るためですよね。 
では、あなたは体重を毎日量っていますか? 
    え、量ってない・・・ 
それはまずいですね・・・・笑
では、体重を「家計」にたとえるとわかりやすいです。 
    何日も体重を量らないというのは、家計をどんぶり勘定で放任していることです^^; 
赤字だか、黒字だかわからない・・・ 
    体重も、増えているんだか、減っているんだかわからない・・・笑 
だいたい、家計は1ヶ月サイクルだと思います。 
    上手な方は、給料日を基点としてやりくりしていますよね。 
    それで、今月は黒字だとか、まずい・・赤字だとかやってるはずです。 
体重も同じです。 
    同じように、体重も1日サイクルで見る必要があるんです。 
もちろん、長い目で見れば、1ヶ月とかあります。 
    でも、それも、1日サイクルの積み重ねです。 
とうぜん、基点は同じ時間でなければ意味がありません。 
    同じ時間というよりも、同じタイミングという方が正確ですね。 
たとえば、朝一番で量る、風呂上りに量る、というようなことです。 
    同じタイミングで量らなければ、参考数値になりません。 
数値で確認するというのは、はげみになるんです。 
    会社経営や、家計のやりくりでも同じですよね。 
やった、今月は予算を達成したぞ・・・とか。 
    うーん、このままじゃあ赤字だから、しばらく節約・・・とかね♪ 
体重も同じです。
やった、昨日より500gダイエット成功!!・・とか。 
    うーん、このままじゃあデブになるから、しばらく節制しなくちゃ・・・みたいな。 
でもこれ、1日に1回量ればいいのでしょうか。 
    もちろん、1日1回でも意味はあります。 
会社で言えば、毎月たな卸しをしているようなものです。 
    でも、月が終わってあたふたするより、途中経過がわかるほうが良いですよね。 
つまり、体重も1日何回でも量るほうがいいのです。 
    私もダイエット中はそうやっていました。 
そうすると、おもしろいことがわかります。 
    朝一番で、体重を量る。 
顔を洗って、トイレで○○をなす・・・ 
    すると、200gくらい減っているのです。 
おおっ・・・と思いますね。
あと、ときどきスポーツクラブなども行っています。 
    始める前に量りますね。 
ジムをやって、ルームランナーで走ります。 
    そしてサウナに入る前に量ります。 
すると200gくらい減っているんです。
ふふっ、とにやけます^^
さらに、サウナに入ってドッと汗をかきますね。 
    シャワーを浴びて、また量ります。 
するとまた、300gくらい減っているんです。
そのとき、もう少し減らしてやれ・・・ 
    そう思ってトイレで小を済ませます。 
すると、50g減っているんです。 
    おもしろーい♪ 
つまり、スポーツクラブで550gのダイエット成功です。
で、家に帰ってご飯を食べます。 
    そして、風呂に入る前に量ります。 
すると、300g増えていたりして・・・涙 
    気をとりなおして、風呂上りにまた量ります。 
すると100g減っているんです^^/
    けっきょくこの日は、350gのダイエットですね。 
でも、次の日たくさん食べたり、飲んだりすると元に戻ります・・・涙 
    だいたい、サウナで汗をかいた分が減っているだけなんです。 
余談ですが、このあいだ「岩盤浴」を初体験しました。 
    たくさん汗が出るとは聞いていましたが・・・・ 
やってみて、びっくり! 
    60分の岩盤浴で、なんと1300gも体重が軽くなりました!! 
それも、400mlのヴィッテル(水)を飲んで、です。 
    だから、実際は1700gも汗をかいたわけですね。 
いや、すごいですね。 
    1時間で1.3キロも軽くなったのは、私も始めてです。 
    あなたも機会があれば、ぜひどうぞ。 
サウナよりも、さらに気持ちよいです♪ 
    老廃物もよく排出されたようで、次の日は爽快♪♪ 
    余談でした・・・ 
で、こういうことをやっていると、記録に挑戦したくなるんです。 
    よく、陸上競技で、走ったタイムとか、跳んだ距離とか測るじゃないですか。 
あれとおんなじ。
記録は励みなんですよね。 
    客観的に誰でもわかる「数字」を相手にしているからです。 
励みというよりも、喜びですよ。
この数字を、0.1秒でも短縮したい、10cmでも延ばしたいと思うものです。 
    そして、毎日練習を積み重ねるわけです。 
ダイエットでも同じです。 
    ウエストを0.5cmでも細くしたい、体重を100gでも落としたいと思うでしょう。 
だったら、こまめに量ってみることです。 
    すると、いろんなことがわかります。 
何をすると、200g減る、何をすると300g増える・・・ 
    それがわかると、どうなりますか? 
陸上競技の練習と同じですよね。 
    体重が減ることの回数を増やし、増えることの回数を減らします。 
こういうことをやっていると、努力を無駄にしたくないのが人情です。 
    自然に、ダイエットモード・スイッチ・オンです。 
この方法は、食べすぎを防ぐのに、とっても有効です。 
    数値で喜びが確認できますから、自然と食べ過ぎないのです。 
それに、まだメリットがあります。 
    つまり、喜びの回数が激増するんですよ。 
いままで、週に1回体重を量っていた人がいるとします。 
    それが、1日3回量るようになると、どうなるか・・・ 
1回量ってみて体重増えていたら、次の食事を軽くしますね。 
    そして、次に量ると、前より減っています。 
すると、1日1回は喜べるわけです。 
    小さな喜びですよ・・・・ 
でも、小さな喜びが毎日あると、励みになりませんか・・・
これが、週に一回だと、どうなるかわかりません。 
    体重が増えているか、減っているかのどちらか。 
    すると、減っていれば喜べますが、増えていたらダイエット止めちゃうかも・・・ 
毎日、何回も体重を量ると、このリスクは回避できます。 
    増えていたとしても、ごくわずかの増加です。 
取り戻すのは、ちょっとしたこころがけで済みますね。 
    すると、取り戻せた、という喜びがあるわけです^^♪ 
人間は、嬉しいことがあると、続けられるんですよ。 
    だから、ダイエットがおもしろくなって、数字がはげみになるんです。 
こういう人は、太ることはないでしょうね。 
    他の人がうらやむようなプロポーションをキープできます。 
つまり、陸上競技でいえば、新記録を樹立したということです。 
    ぜひ、家計や陸上のように、数字をダイエットの励みにしてください。 
そして、毎日、体重の記録をつけてくださいね。 
    これも、家計や陸上とおんなじ。 
痩せたときには、友達に自慢するネタにもなりますよ・・・笑 
    なにしろ、客観的な数字は、わかりやすくて、説得力抜群です。 
で、そのときに必要な体重計ですが・・・ 
    アナログの体重計はわかりにくいです。 
できれば、デジタル表示の体重計がいいのですが、ここにも問題が・・・ 
    安いといっては失礼ですが、ローコストの体重計はダメです。 
つまり、デジタル表示が200gごとしか変わらないのです。 
    ようするに、50gとか100gとか、微妙な数字がまったくわからない。 
たとえ、50g体重が減っていても、表示が変わらないのです。 
    これじゃあ、やる気が出てきません。 
できれば、50g単位で表示が変わるタイプがいいですね。 
    最低でも、100g単位が必要でしょう・・・ 
意外と、これを知らない人が多いです。 
    まず、自宅にある体重計が、何グラムで表示が変わるのか確認しましょう。 
だいたい、家庭用の最新体重計だと100g表示が普通です。 
    あまり50g単位は売っていません。 
100g単位でも、もちろん効果があります。 
    ぜひ、やってみてくださいね。 
最近、計るだけのダイエットがはやっているらしいですね・・・ 
    これなんかは50単位なのに、とても安いですよ♪(楽天市場) 
  http://www.rakuten.co.jp/b-ouendan/829433/718236/#777835