第30話「こころのそうじでダイエット」

1、「こころの構造とダイエット」28話
2、「こころの平静とダイエット」29話
3、「こころのそうじでダイエット」30話・・今日の話♪

1、では、こころの構造ということをお話しました。
こころには、「表面意識」と「潜在意識」があること。
そして、潜在意識に協力してもらう方法を書きましたね。

2、では、こころの平静についてお話しました。
こころが穏やかでないと、ついつい食べ過ぎて太りやすい。
こころが安定していると、簡素な食事で満足できる、という話をしました。

今日は、「こころのそうじでダイエット」です^^
前回のはもう忘れた・・・という人はバックナンバーを読んでみてね♪

ダイエットのメルマガでこんなことを書く人も珍しい・・・
自分でもそう思います・・・

でも、本当にそう思っていますから。
奥の深い内容になりますので、今日は「さわり」だけですけど・・・

結局、ダイエット成功には段階があるのです。

まず、生活が安定しているという前提。
身の危険があったりするとダイエットまで考えられません。

次に、人間関係で葛藤を作っていないという前提。
人間関係で悩みながらダイエットをするのは難しいでしょう。
ふつうモンモンとして他のことは考えられなくなります。

つまり、こころが安定していない状態では、ダイエットなど不要なのです。
というか、できるわけがないのです。

今日はこの2つのうち、「人間関係」について考えてみます。
こころを安定させるには、人間関係の改善が第一だと思うからです。

あなたも、家庭や職場の人間関係で悩んでいませんか・・・?
それが、ダイエットに身が入らない本当の理由かもしれませんよ・・・

それでは、カンタンな方法をお伝えしましょう。
それは「愛の貸借対照表」をつくってみることです。

これはもともと会社経営につかう表のこと。
会社を運営するためのお金の流れを理解するための表なんですが・・・
なんと、愛とかこころの問題にも応用できるのです。

人の問題って、けっきょく「好き」か「嫌い」かじゃないですか。
その「好き嫌い」の原因というものは感情なんです。

でも、この貸借対照表を書くと、感情ではなく、「事実」が理解できるんです。
自分は、あの人を嫌っているけど、実際はどうなのか・・・

まず、大きめの紙とペンを用意しましょう。
その紙を横にして、真ん中に線を引いて二つにわけます。

そして、苦手だったり、嫌いだと思っている人が誰か?・・・を考えてみましょう。
なるべく身近な人がいいです。

夫、妻、子供、父、母、祖父、祖母、同僚、上司、部下・・・だいたい、こんなもんかな?

芸能人なんか書いても意味ありませんよ・・・笑
直接、自分の感情をかき乱している人を思いうかべてください。

用意した紙に、その人の名前を書くんです
左側に「○○さんに、優しくしてもらったこと」と書きます。
右側には「○○さんに、優しくしてあげたこと」と書きます。

ここに書くのは、「愛とか優しさ」の論点です。
本当は「愛」なんですが、愛というと照れくさいので、「優しさ」という表現にしました。

「△△されたのが嫌だった・・」とか「△△してやったぜ、ざまーみろ」ではありません・・笑

書くことは、良かれと思って「優しくしてもらったこと」や「優しくしてあげたこと」です。

そして冷静になって考えてみましょう。
できれば、自分の感情は抜きにして、「他人が客観的に見たらどうか・・・」と考えてください。

そして、思い出すことを、ひとつ、またひとつ、書いてゆきましょう。
思いつくかぎり、全部書いてください。

どんな小さなことでもいいから書き出してみましょう。
たとえば、元気に挨拶してくれたとか、辛いときに声をかけた・・位でもいいんです。

ぜんぶ書いておかないと、あとで比較ができませんからね。
思いつくかぎり、ぜんぶ書いてください。

この作業、あとでやろうと思っても、まずできません・・笑
へー、おもしろそう・・・と思ったら、いまやってみてください。

まず、このメールをプリントして読み直しましょう。
そして静かな場所で考えましょう・・・

はい、5分でいいから、パソコン閉じて!  続きは後で読む!

 

沈黙・・・・5分(実践タイム)

 

どうだったでしょう。
この左右がバランス取れていたら、まあまあです。

自分が優しくしてあげたものが多ければ優秀ですが・・・
意外と、嫌いな人からも、優しさを受けていませんでしたか・・・・

多くの場合、「自分の感情」と「客観的な事実」は違っているものです。
それが分かると、自分のとっていた態度が間違っていることに気が付いたりします。

そして、じっさい、自分の気持ちが変わると、相手が変わるのです。
これは、実体験しないとわかりませんが、本当にそうなります。

これを古くから、「自他はあわせ鏡」というのです。
自分と相手はあわせ鏡になっていて、同じものを映しているのですね。

ようするに、自分の態度が変わると、相手も自然に変わってしまうんです。
すると、いままで苦手だった人が、大好きになるかもしれません。

たとえ大好きにならなくても、「そうだったのか・・・わかるよ・・」という感じになるかも。
そういう、自分の気持ちの変化が「愛の貸借対照表」のねらいです。

こういうことをしてゆくと、こころの平静が保てるようになります。
そして、こころの負担や葛藤が軽くなってゆくことになるんです。

それこそが、こころの掃除になるんですね。
こころの掃除は、こころの幸福につながります。
とっても大事なことですね・・・

こころがキレイになると、もっと自分を磨いてゆこうという気持ちになりますよ。
その気持ちが真剣なダイエットにつながります♪

それにしても、この「あわせ鏡」の法則は、本当に本当です。
とくに家族や職場など、近い人には、そのまま当てはまります。

じっさい、ケンカしながら生活(仕事)するほど、嫌なことはありません。
こころ穏やかに食生活をおくるためには、相手と仲良くなければダメですよね・・・

よく、食事の場面で、子供を注意したり、夫に小言をいったり・・・
または、職場の同僚や上司のグチや批判を言ってしまいがちです。

でも、相手に注意していることや、批判していることがありますよね。
これ、自分に原因があるかもしれないんです。

そんなはずはない!

そう思うでしょう。

でもね、他人というのは、自分を映す鏡なのです。
恐ろしいけど、本当です。

これが「あわせ鏡の法則」なんですね。

興味ある方は、わかりやすい本があります。
90ページの薄い本ですから、30分も立ち読みすれば読めます・・・笑

「鏡の法則」野口嘉則著 総合法令出版
http://item.rakuten.co.jp/book/4034774/

ただし、立読みだと、人前で涙を流してしまうかもしれません・・・
本についている広告によると、読んだ人の9割が泣いたそうですから。
涙もろい人は、自宅で読んだほうがいいです・・・・笑

私も、ウソだろ・・・、そうカンタンに泣くもんか。
そう思って、批判的に読みだしました。

でも、見事に泣いてしまいましたね、この本。
私は、最後の方の「レッスン」を実践したら、考えられない泣き方をしてしまって・・・

人前でやらなくて良かったです・・・笑

ベストセラーなので、今はコミック版もあります。
「コミック鏡の法則」
http://item.rakuten.co.jp/book/4417665/

べつに本の紹介をしたかったわけではありません。

ダイエットにはこころの平静が前提だということ。
こころの平静には、まず人間関係の葛藤をなくすこと。
葛藤をなくすには、事実を客観的に見るひつようがあること。
事実をしれば、嫌いな人などいなくなるということ。

こんなことをお伝えしたかったんです♪
あなたの参考にしていただければ幸いです。

さて、「こころのチカラでダイエット」三部作はどうでしたか?
だいぶ変わったことを書きましたが、大事なことだと思っていますから・・・
(感想などありましたら、このメールにそのまま返信すれば私に届きます)

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