第26話「おやつの秘密」
今日のおやつはな~に? 
    おやつってたのしいですよね。 
もっとも、「おやつ」というコトバも古いかな・・・
いまなら、さしずめ「ティータイム」でしょうか。 
    わたしは「コーヒーブレイク」よ・・というあなたもいるかな。 
おやつの語源は「八つ刻(やつどき)」という江戸時代のことばです。 
    これは午後2時から4時ごろの時間を表すことばでした。 
だから「お八つ刻」(おやつどき)になるんです。
まあ、その頃に食べる間食のことです。 
    当時は<1日2食>が普通だったのでおやつが必要だったのです。 
もともとは、空腹感を抑えるための工夫だったわけですね。 
    だから、「おやつ=お菓子」ではないのです。 
しかし、現代では空腹感というカラダの要求にこたえる必要はありません。 
    もともと、3食しっかり食べて飽食ですから、おやつなど必要ないのです。 
いまでは、カラダの空腹感というより、こころの栄養という感じです・・笑 
    リラックスしますし、話もはずみますからね・・・。 
でも、しっかりカラダの栄養になってしまう・・・・涙
おやつ本来の目的は、カラダの空腹を抑えるためです。 
    これは「ダイエット」の考え方そのものなんですね。 
ダイエット中は小食ですから空腹感が強いです。 
    それを抑えるために使うからこそ、「おやつ」の真価が発揮されるというもの。 
それが本当の「おやつ」の役割です。 
    ね~、おやつって、こどものお菓子ではないんですよ。 
むしろ、ステキなミセスにこそ、必要なんです・・・笑^-^/
    あなたのことですね♪ 
おやつを食べる前提は、ダイエット中で摂取カロリーが低いときです。 
    お昼ごはんをお腹いっぱい食べた日は、おやつなどいりません・・・笑 
じつは、このあいだ、あるダイエットに挑戦しました。 
    その方法は一日の摂取カロリーがたったの「600キロカロリー」です。 
一食じゃありませんよ、一日で600ですよ・・・・ 
    それを8日間も・・・・・きびしー! 
    まあ、いずれ報告しますね。 
でも、こういう時こそ、おやつが真価を発揮するわけです。 
    そうしないと、空腹でふらふら~・・仕事になりませんよ。 
では、なにを食べればよいか。 
    いっぱい食べてはダイエットがだいなしです。 
空腹感とは、血糖値が下がったというカラダのお知らせ。 
    だから、血糖値を上昇させればいいのです。 
じっさいには、極めて少量で血糖値を上昇させる必要があります。 
    しかも、カラダに負担をかけないものがいいんです。 
家にいられる方は「しょうが紅茶」がいいです。 
    それも、たっぷり「てんさい糖」や「黒砂糖」を入れたもの。 
    それに和菓子でも1個つければ完璧! 
それで夕食までもつでしょう。 
    しょうが紅茶については、次回にでも詳しく・・ 
では、仕事中の方は? 
    私は「黒砂糖」をなめています。 
てんさい糖でもいいんですが、粉状なので仕事中は食べにくい・・・ 
    黒砂糖なら、固形のものが一袋300円くらいで売っています。 
それを手ごろな大きさに割って食べます。 
    間違えないでね・・固形のですよ・・・笑 
黒砂糖は100gあたり354キロカロリーです。 
    たべても20gですから、せいぜい70キロカロリーくらい。 
菓子パンとか食べたら、400キロカロリーですよ。 
    これを消費するには1時間のジョギングが必要です・・・苦! 
黒砂糖は、カロリーだけではなく、カリウム・カルシウム・亜鉛・鉄なども豊富です。 
    特に鉄分は強力ですよ~! 
貧血ぎみの女性に心強い味方ですね。 
    よく貧血予防にプルーンとか効きそうでしょ。 
    でも、ドライプルーンは100gあたり、鉄分が1ミリグラム・・・スズメの涙・・ 
黒砂糖は100gあたりの鉄分が4.7ミリグラムですから。 
    (ちなみに、豚レバーは100gあたり4.0ミリグラム・・・) 
黒砂糖20gなめたら、プルーンを100g食べたのとおんなじ。
もちろん、白砂糖には、ほとんど鉄分・ミネラルは含まれておりません・・・ 
    栄養成分的には、てんさい糖より黒砂糖に軍配が上がりますね。 
    (てんさい糖はお腹もちが良いのがメリット!) 
やっぱり黒砂糖はダイエット中のおやつに最適です。 
    これがイチオシで~す。 
でも、ちょっとな・・という方。 
    じっさい、ダサいです。 
べつにチョコレートでもいいですよ。 
    でも、板チョコ1枚ぜんぶ食べないでね・・ 
カカオ豆が含まれているので、チョコはけっこうミネラル豊富なんです。 
    でも、脂肪分が多いので、カロリーはやっぱり高いですね。 
    ちょっとだけならおやつになります。 
あとは、昔ながらのおにぎりとか、ふかし芋とか。 
    まんじゅうとか、だんごなど、小さめの和菓子でもいいです。 
おやつは糖分と炭水化物で補給するのが望ましいのです。
なぜなら、内臓に負担をかけません。 
    内臓に負担をかけたら、食事と同じです。 
この考え方は、おやつだけではなく、「夜食」としても可能です。 
    ダイエット中のかるーい夕食を早めに取ると、寝るころはお腹すきますね。 
そのときに、またおやつを食べてください。 
    このときは、家にいると思います。 
でも、寝る前に「しょうが紅茶」はやめましょう。 
    紅茶に含まれているカフェインで興奮しますから、眠れなくなります。 
でも、生姜はあったまりますから、「しょうが湯」がおすすめです。 
    お湯にすりおろし生姜とてんさい糖や黒砂糖を溶かすだけ・・ 
暑い夏にあっためてどうするの?と思うでしょう。
でも、夏はエアコンが全開ですから・・ 
    かえってカラダを冷やしてしまう危険があります。 
    特に女性の方は薄着だと冷えますね。 
カラダが冷えると、代謝機能が落ちます。 
    免疫機能も低下します。 
    なんにもいいことありません。 
カラダを暖める飲み物としては、梅醤番茶もおすすめです。 
    番茶に梅干と醤油をすこし入れて飲みます。 
    おつな味で、けっこういけます。 
今日はちょっとエアコンで冷えちゃったなあ・・・・ 
    そんなときに活用してください。 
つめたいオンナにならないでね・・・笑 
    オトコからのお願いです・・・・(^-^)/
夜食としても、やはり黒砂糖のブロックはおすすめ。 
    小さなおにぎりに味噌をつけてかじってもおいしいですね・・・懐かしい・・ 
    そうすると、たいしたカロリーになりません。 
こうやって「おやつ」を活用することによってダイエットを続けます。 
    そうすると、一日の摂取カロリーをとっても抑えられるんです。 
ぜひ、「おやつ」の方法と玄米食を組み合わせましょう。 
    そうすると、一日1000キロカロリー以下でも平気です。 
    これなら貧血や栄養不足になる心配もありません。 
これが、ダイエット成功の秘密です♪
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。