第23話「好転反応の話」

今日は好転反応の話です。
これ、聞いたことありますか?

前回のリバウンドと同様、もっと早くいうべきだったかもしれません。
とっても大事なことです。

呼び名もいろいろあるようです。

弛緩反応、調整反応、瞑眩(めんけんとも、めんげんともいう)反応、還元反応・・・
だいたいは、断食療法とか、漢方治療などの場合に使うことが多いです。

どういう事かというと・・・
これはダイエットメルマガですから、ダイエットにしぼりますね。

つまり、ダイエットの過程で、体調が悪くなったりすることです。
または、持病が悪化するなど、一時的に体調をくずすことがあるんです。

全員におきるとは言えないのですが、一般的におこる症状は以下のとおり。
「だるさ」「頭痛」「めまい」「吐き気」「発疹」など。

なぜ、そんな反応が起きるのか?
簡単に言えば、「毒素の排出に伴う苦痛」であることが多いようです。

通常は、「大便」「尿」「汗」「呼吸」などで毒素は排出されます。
しかし、実際はうまく機能していないことが多いのです。

食べすぎの場合、消化に時間がかかって排出までカラダが追いつきません。
または、あまりにも毒素を多く含んだ食品ばかり食べている場合・・・

どちらも、現代生活では普通のことです。
みんな食べすぎです。
それも毒素が多い食品ばかりです。

農薬、添加物などの科学物質だけではありません。
安全な食品であっても体内では毒素を発生させるのです。

とうぜん、肉食の問題があります。
肉食は体内で毒素を生産していますから。
だから、おならがくさい・・・

また、ウイルスや細菌の問題もあります。
自然毒という問題もあります。

通常、食べ物や飲み物には必ずリスク(危険)が伴っています。
以前、内閣府の食品安全委員会のモニターをしていたことがありまして・・・

そのときの講義で、はっきりと知らされました。
ちょっと驚く内容ですよ・・・

現代においては、科学的に言って、リスクゼロという食品はありえないそうです。
必ずなんらかの危険が伴っています。

成分を測定する機器の発達によるところもあります。
ものすごい、微小な成分の分析が可能になっていますから・・

たとえば、この地球上で農薬の成分を含まない食品はゼロ%です。
たとえ、正直な農家が有機無農薬栽培と言っていても・・・

自然破壊のまったくない、南太平洋上の空気にも、農薬は含まれています。
ましてや、日本やアメリカの空気に科学物質が含まれていないわけがないんです。

ようするに、多いか、少ないかの違い。
余談でしたね・・・笑

とうぜん、あらゆる毒素が蓄積されています。
カラダは毒素を排出しきれていないのです。

つまり、ダイエットによって食べる量が減少しますね。

すると、消化の時間が短くなります。
すると、カラダの負担が減ります。
すると、カラダは毒素排出のチャンスと思うのでしょう。

いつもはできないカラダの掃除機能が動き始めるのです。
でも、どこから、なにが排出されるかわかりません。

個人差がそうとうあります。
だから、いろんな症状が始まるのです。

それに、本当に病気になっている可能性もありますね。
または、体質に合わない健康法を実践して、本当に体調を崩していることも・・・

医者の処方箋が間違っていたから体調を悪くしたのに、好転反応のせいにしていたり・・・
その健康食品が体質に合わないので体調を悪くしたのに、好転反応のせいにしている・・・
または、体質に合わないダイエット方法を実践している場合もあるはず・・・

こういうこともあるんです。
だから注意が必要です。

私の勧める「シンプルダイエット」の実践でも起きる可能性があります。
実際に、私にも起きました。
好転反応が・・・

自分の場合、数年まえに、玄米食を中心に、野菜や豆、魚や海草の食生活を始めました。
それまでは、肉やタマゴをたくさん食べていました。

それを、食生活をガラッと変更してから、数日で「頭痛」が始まったのです。
それも、1週間くらい、ずっと頭痛が治らなくて・・・参りました・・・

ふだんは、そんなに頭痛もちではありません。
だから、1週間も頭痛がつづくなんてありえないんです。

でも、自分は知識として知っていたので良かったです。
好転反応かもしれないと思っていたので、頭痛薬は飲みませんでした。
(頭痛薬を飲むと、また毒素・科学物質を取り入れていることになります・・)

そしたら、1週間くらいで消えましたね。
その後は体調が良好です。

この期間も個人差があります。
なんにも起きない人もいます。
こればかりは、わかりません・・・・・

でも、あまりひどいようでしたら、ひとまずダイエットは中止したほうがいいです。
少しずつ、ならしてゆくのが大事ですから・・・

しばらくして、症状がおさまったら、また初めてみて、様子をみましょう。

そもそも、好転反応ですから、カラダにとっては大掃除です。
だから、好転反応の不快な症状が回復したら、今までより快適であるはずです。

カラダが軽くなったとか、スッキリしたとか、気持ちよくなったとか・・・
体調が良いほうに変化したかどうかがポイントですね。
これを目安にしてください。

いずれにしても、こういう反応があるかもしれないということ。
これだけは覚えていてください。

あまりひどい場合は医師の診察をうけてくださいね。
本当の病気だといけませんから・・・

通常の好転反応は数日で消えるはずです。
そして、快適になるはずですから、それがポイントです。

ただ、湿疹の場合、すこし長引くかもしれません。
もともと、かゆみを伴うものは毒素の排出であることが多いです。
どのみち、皮膚科に行っても治りませんから、気長に付き合うしかありません。

けっきょく、好転反応とは毒素の排出です。
だから、いままでの生活が乱れている人ほど、激しい反応が起きます。
コトバを変えれば、毒素の蓄積が多い人ほど、激しい反応が起きます。

しかし、湿疹以外は数日で回復します。
そして、今までより快適になるはずです。

場合によっては、宿便が排出されるかもしれません。
体内の汚れが大便として排出されるのです。

一般的には腸管にこびりついた大便だといわれています。
でも、私の個人的見解ですが、違うと思います。

大腸の内視鏡検査をしても「宿便」など存在していません。
科学の進歩で証明されています。

しかし、「宿便」が排出されることがあるのです。
おそらく、「血液」の汚れが大便として大量に排出されるのだと思います。
これは、「船田説」ですから、マユにつばをつけてね・・・笑

いずれにしても、「宿便」が排出されると、ものすごく快適になるそうです。
もう、空を飛んでしまいたくなるような幸福だそうです。
これはまだ未体験・・・

まあ、いろんな好転反応があります。
それだけ、しっかり覚えておいてくださいね♪

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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