第18話「全体食のすすめ」
今日は全体食の話をします。 
    聞いたことありますか、全体食って・・? 
これも大事なんですよ。 
    これを知っているかどうかで、食事の量が変わってくるんです。 
    ぜひ、ダイエットライフの参考にしてくださいね。 
以前書いたものでヒントになるものがあります。
このメルマガの第7話「ダイエット四正道☆4、生命力」 
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全体食とは、簡単に言えば、食物をまるごと全部食べることです。 
    わかりやすいのが、小魚などですね。 
    シラス、ジャコ、小女子、煮干とか・・。 
でも、それ以上考えられなかったりして・・笑。
だって、植物なら全体といったって根っこもありますからねえ。 
    ほうれん草のおひたしに根っこを添える人はいませんね・・。 
キンピラごぼうといっても、ゴボウの葉っぱを売っていません。 
    見たこともなかったりして・・(^-^; 
しいて言えば、大根なんて全体が食べられそうです。 
    葉っぱも売っていますし・・たまにですが・・。 
ましてや、お刺身とか、焼肉などは、全体どころではありません。 
    ごく一部の筋肉組織を食べているだけです。 
    全体食からすれば、これはものすごい偏食ですね・・。 
だから、全体食を知っていても、実践が難しい・・汗。
でも、なぜ全体食がいいのか?
食物というのは、ひとつの小宇宙です。 
    それぞれが、完成品としてバランスが取れています。 
    もちろん、栄養素としてもバランスが取れています。 
それが、生命力でもあるわけです。
普通はその一部分だけを取り出して食べますね。 
    すると栄養素のバランスが崩れた形で摂取することになるのです。 
もちろん、急激に害悪があるわけではありません。 
    補給できる栄養もあるわけですから。 
それに、他の食物もまんべんなく食べればお互いに補えるわけです。 
    しかし、これにはリスクが伴います。 
それが、「好き嫌い」とか「嗜好」というものです。 
    ついつい、かたよった食べ方をしてしまいます。 
    すると、栄養バランスが大きく崩れてしまうというわけ。 
さらに、食べ過ぎるという問題も・・笑。 
    1日30品目も食べたら、食べすぎです~♪ 
だから、かたよった栄養摂取を長く続けると病気になります。 
    考え方も、とうぜん影響を受けてしまいます。 
    つまり、かたよった考え方をする人間になってしまうわけです。 
だから、できれば全体食をしたほうが良いのは理解できますよね。 
    しかし、実践が・・汗。 
そこで登場するのが、「玄米・雑穀・豆類」なんです。 
    簡単に言えば、<種>ですね。 
種を主食にして、根菜と葉物・小魚を組み合わせたメニューを作る! 
    これで全体食になるわけです。 
全体食の場合、すでに栄養のバランスがとれています。 
    さらに、栄養価で計れない生命力があります。 
生命力の強い食品を食べると「小食」になれます。 
    たくさん食べる必要がないからです。 
    だから、ダイエットに最適なのです♪ 
まだ終わりではありませんよ。 
    もう少しつきあってね・・笑。 
植物の種といえば、動物なら卵ですよね。
これはどうか? 
    また、動物との比較です・・笑。 
魚で言えば、たらこ、すじこ、とびっこ・・・。 
    あんまり売っているのがないですね・・。 
食通な部類では、カラスミとかキャビアも魚卵です。 
    マグロみたいな大きな魚もちゃんと卵があるようですよ・・笑。 
あと、卵といえば、鶏の卵。 
    毎日食べているひと、手をあげて・・。 
とてもポピュラーな食材です。 
    これって、全体食かな?? 
いちおう、全体食っぽいですよね。
はい、私の結論です。
残念ながら、全体食とはいえないかもね・・。
これらの「卵」は「種」にはなりません。 
    なぜなら、「受精」していないからです。 
スーパーで売っている卵では、小魚やひよこは生まれません。 
    魚卵はオスの白子と混ざり合って、初めて受精します。 
スーパーで売っている鶏の卵は「無精卵」です。 
    つまり、21日間あたためてもひよこが生まれません。 
    (自然食品店では有精卵も取り扱っています) 
つまり、両者とも「種」ではないのです。 
    種の一部ではありますが、まだまだ未完成品です。 
有精卵と無精卵は、似ていますが、別物ですよね。 
    3週間温めると、ひよこが生まれる卵と、腐る卵では、なにかが違うわけです。 
玄米・雑穀・豆類は子孫を残す「種」です。 
    このあたりに大きな違いがありますよ。 
子孫を残す「種」には栄養素で測れないものが含まれています。 
    科学でも解明できていません。 
    とうぜん私も知りません・・笑。 
まさに、宇宙の神秘ですね。 
    神様の領域なわけです・・。 
しかし、その「生命力」を食べると、過食しなくてすむのです。 
    ほんとうに小食になれます。 
すると、適正な体型にダイエットできるのです。
玄米・雑穀・豆類・根菜・葉物・小魚のメニューなら全体食を実践できます。 
    これで太る人は絶対にいませんよ!! 
逆に、加工食品は過食になりがちです。 
    栄養素が足りないからです。 
    カロリーは高いのですが・・。 
あなたも全体食で適正な体重になれること間違いなしです! 
    ぜひ、ダイエットライフの参考にしてください。 
全体食といえば代表的な方法が「マクロビオティック」です。 
    一物全体ともいいますね。 
マクロビオティックは単にダイエットに良いだけではありません。 
    健康的な食事法で終わらないのです! 
アメリカでは癌の代替療法として認められています。 
    これは、厳格に行ってゆけばそれだけ効果が高いことを意味しています。 
ただし、気楽にできるものではありません。 
    それなりの決意と勇気がひつようです。