177【炭水化物ダイエット？】
少し前、コンビニで本棚を見ていたら・・・、
「炭水化物ダイエット」と書いてある週刊誌を発見！
ワタシは「おおっ、新しいダイエットか？」とおどろきましてね。
また、新手のダイエットが出たのかなと思い、さっそく立ち読みしてみました（笑）
そしたら、なんてことはない・・。
普通に、ゴハンを食べないダイエットのことです。
だったら、「低炭水化物ダイエット」とか「ローカーボダイエット」と書けばいいのに・・。
まあ、週刊誌なんてこの程度の知識で記事を書いているんだ、というのがよく分かりました。
食事のときに、オカズは全部食べてもいいけど、ゴハンは食べないという方法です。
蓮○大臣もやっていて、効果バツグンというふれこみでしたが・・。
この方法は、確かに痩せると思います。
記事も、実際にやってみた経験談なども多く、説得力がありました。
でも、私はこの低炭水化物ダイエットはオススメしないのです。
まあ、若い方が短期的にやるには、効果があるので、それもアリかな、と思いますが・・。
記事にも、実践した人だからこそわかる、秘密の問題点が書いてありました。
それは、「食費が余計にかかる」ということです（笑）
やってみると分かりますが、ゴハンを食べないと、オカズの量が少ないので満足できない。
そのため、オカズを多めに食べる必要があって、食費が2倍くらいかかると書いてあります。
だから、経済的にゆとりがないと、実践できないそうです。
いや～、確かにそうだなと思いますが、意外な盲点ですね（笑）
でもまあ、一定の期間だけと割り切れば、出来ないことはないでしょう。
しかし、このダイエット法の問題は、止めたら「リバウンド」があることですね。
普通にゴハンを食べるようになれば、徐々に元の体重にもどるはずです。
体重をもどさないためには、ゴハン抜きダイエットを続けるしかありません。
まあ、それでもよければ・・、という方法ですが、さらに問題があります。
ゴハン抜きですから、当然、オカズは増えてくるでしょう。
そのオカズというのは、おそらく肉類であるはずです。
ゴハン抜き、肉抜きで、野菜だけ食べる人は、ベジタリアン仙人ですからね（笑）
つまり、肉類を大量に食べる生活が続くわけですが・・。
そうすると、こんどは「生活習慣病」の危険がまっているのです。
まあ、肉類を主食にしているわけですから当然ですよ。
ここで、肉は少量のまま、野菜を山盛りたべていれば、まだいいと思います。
肉類は、良質なたんぱく質ではあるのですが、問題も多いのです。
肉類には、動物性脂肪がとても多いので、気をつけないとトラブルの元です。
これ、脂身を外せばいいという問題ではありません。
それも大事ですが、脂身が見えないところにも、大量に動物性脂肪は含まれています。
だから、このダイエット法はあまりオススメしません。
特に、35歳を超えたら、やらない方がいいでしょうね・・。
記事にあった、蓮○大臣も、痩せているけど、最近、顔がコワイですよね・・。
あれで昔はグラビアアイドルだったというのが、信じられない感じです。
仕事の問題もあるのでしょうが、低炭水化物ダイエットを続けた結果でもあるでしょう。
まだ、43歳だということですが、痩せているのと同時に、顔のシワがとっても目立ちます。
これが、このダイエット法の結果なのではないかと思います。
スリムなスタイルは維持していますが、女性としての魅力はいまひとつ・・。
ちなみに、肉をたくさん食べると、とても老化が進みます。
ぜひ、これは知っておいた方がいいでしょう。シワが多いのもそのせい？
まあ、ゴハンなどの炭水化物というのは「三大栄養素」のトップなのです。
一番大事な栄養素をカットするダイエット法って、どうなのよ・・・という事です。
ベジタリアンだって、野菜は食べますが、ゴハンやパンは食べますからね！
ただ、白米でベジタリアンをすると、栄養不足になりますから、止めましょう。
未精製穀物は、炭水化物、たんぱく質、脂質がすべてバランスよく含まれています。
やっぱり、未精製穀物と、野菜や果物、魚介類という生活がよいのだと思います。
そのような生活をしていると、痩せていてもシワにならないと思います。
具体的な方法は、ぜひ、船田のテキストをお読みください。
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