159【中食の問題点】
コンビニ、スーパー、デパート・・・ 
    最近は、「駅ナカ」という施設もありますね。 
どこでも、美味しそうなお弁当やお惣菜を売っています。 
    おいしそうだし、便利だし、時間もないので、よく買っている方もいるのでは? 
ダイエットは気にしているけど、利用することが多いのが「中食」です。 
    中食とは、調理済みの食品を買って帰り、家で食べることをいいます。 
この、外で買ってくる弁当や惣菜はどうなのか?? 
    ダイエットのこと、健康のこと、どちらも興味がありますね。 
気になるのは、カロリーとか、添加物はどうなのか?ということでしょう。 
    もちろん、カロリーや添加物はダイエットに関係があります。 
カロリーが高いのは当然ですが、添加物でも太るのです。 
    添加物が多いと、内臓に負担をかけ、代謝がスムーズにできません。 
だから、脂肪細胞は分解されないし、内臓が悲鳴をあげるから体調がわるくなる。 
    分解されなかった添加物は、毒素として、脂肪細胞に隔離されるのです。 
太っているというのは、体内に「毒素」という「囚人」をたくさん抱えた状態です。 
    つまり、野放しにしておくと危険なので、脂肪の細胞に閉じ込めてあるのです。 
添加物の多い食事をするということは、太るということです。 
    添加物の多い食事では、栄養素が期待できないし、カラダの負担は増すばかりです。 
それなので、中食の問題点をまとめてみます。 
    少しでも、「添加物の害悪」を薄めないといけませんからね。 
まずは、コンビニあたりから入っていきましょう。 
    コンビニ弁当を食べたことない人はいないでしょうね・・・。 
    私も便利なので、たまに食べますが、毎日食べたくないのがホンネです。 
コンビニ弁当には様々な疑惑があり、書ききれないほどです。 
    コンビニ弁当の場合、ハッキリいって、安全な弁当というのはありません。 
基本的に、過剰なオメガ6系の油で作られ、添加物がいっぱいです。 
    少し危険か、とっても危険かの違いでしかありません。 
だいたい、オカズが何種類も入っている弁当の場合・・ 
    1つの弁当で、添加物が「200種類」ほど入っています。200ですよ・・・。 
驚くほどの種類ですが、これは本当です。添加物の宝庫といってもいい。 
    なにせ、日本には都合のよい法律があるので、添加物を全部書かなくてもいいのです。 
だいたい、書ききれませんよね、200種類も書いたらパッケージが「字」だけになります(笑) 
    たとえば、ほうれん草のおひたしには20種類、卵焼きには25種類の添加物が使われています。 
その感じで、10種類のオカズがあれば、200種類にはなるということです。 
    だいたい、白飯にさえ、添加物が使われているんですから、使っていないオカズはありません! 
家庭で炊いた白飯は、常温でほったらかすと、2日くらいでネバネバになって変色します。 
    次に、パック入りゴハンをチンしてほったらかすと、5日くらいで変色してきます。 
最後に、コンビニの弁当の白飯は1週間たっても腐らなかったという実験結果もあります。 
    この白飯には、保存料をはじめ、味を調える物など、添加物が15種類は入っているからです。 
ちなみに、コンビニのおにぎりは、添加物に加え、油も一緒に混ぜてあります。 
    この油は、おにぎりのビニールシートがはがれやすくするために使われているものです。 
この状態は、カロリー以前に、「食べてイイのか?」と思わせる内容です。 
    基本的にコンビニの弁当は、栄養ではなく、添加物を食べているといっていいです。 
しかも、この弁当を、強力な電子レンジでチンして食べるでしょう。 
    この「チン」というのは、たんぱく質を変質させ、消化が困難な成分に変えてしまいます。 
コンビニでお勧めの食品は、乾麺や海藻などの「乾物類」で、これは安全です。 
    また、セブンプレミアム等、プライベートブランドは、比較的安全な食品です。 
コンビニはすごい状態ですが、スーパーはどうなのか?? 
    私もスーパーに勤めていましたが、あまりよろしくありません・・・ 
基本的に、スーパーでは、調理をしていませんからね。 
    コンビニでは調理していないのが分かりますが、スーパーでも同じなのです。 
やっているのは「盛り付け」と「加熱」のみといっていいです。(手間はかかりますが・・) 
    原材料はすべてパック入りか冷凍で入荷し、プラスチックの弁当箱に並べるだけです。 
あとは、油で揚げるのと、オーブンみたいので加熱をする過程はありますが・・・。 
    お寿司だって、調理場で魚を切っているわけではなく、パックから出して並べているだけです。 
まあ、仕方ありませんよ、なにしろ「生鮮食品」を外に持ち出すんですからね。 
    しかも、お客さんが買ってから、どんな保存状態で、何時間後に食べるか分かりません。 
これでお客さんが食中毒などの事故をおこしたらどうなるか・・・。 
    たとえ賞味期限が「過ぎた」状態で食べたとしても、極めて難しい問題になるでしょう・・・。 
これは駅ナカでも事情はおなじかと思います。 
    基本的に、添加物を使っていない弁当はないということです。 
これは、弁当に限らず、惣菜も同じです。 
    原料から作っていたら、誰も買えない価格になってしまうからです。 
もしかしたら、添加物なしの弁当を売っている所もあるかもしれません。 
    以前、「オリジン」の弁当は添加物を使っていませんでしたが、いまはどうなのかなあ。 
オリジン弁当は、「カビが生える」ことを売りにしていましたからね(笑) 
    つまり、添加物入りの弁当は、基本的にカビも生えなければ腐りもしないのです。 
もうオリジンのウエブサイトを見ても書いていないので、方針を変えているかもしれません。 
    つまり、無添加は強力な宣伝材料なので、無添加なら「絶対に」宣伝しているはずです。 
ただ、紛らわしいのが「保存料無添加」とか「着色料無添加」みたいな宣伝です。 
    これは、保存料は使わない代わりに、PH調整剤が入っている等で無添加ではありません。 
基本的に、お弁当はどこで買っても添加物の宝庫だと思って利用しましょう。 
    栄養価も期待できないし、添加物や油脂だけで、カラダに負担がかかる食品です。 
ただし、スーパーで中食をするなら、「お刺身」がオススメです。 
    これだと、お刺身を買って、家にゴハンがあればダイジョウブですもんね。 
スーパーのお刺身は、センターパックとインストア加工品に分かれます。 
    センターパックというのは、そのスーパーの食品工場で大量に生産したお刺身です。 
工場とはいえ、生鮮品なので切ってから数時間以内ですし、鮮度管理もしっかりしています。 
    インストア生産品というのは、その店で職員が切って盛り付けしたお刺身です。 
どちらも添加物などは使っていません。 
    違いは鮮度ですが、インストア加工品が新鮮なのは言うまでもありません。 
この見分け方は、パッケージのラベルを見れば分かります。 
    加工者が「スーパーの名前」だけだったらセンターパックで数時間前に切られたものです。 
ラベルに「○○店」と書いてあったらインストア加工で、切ったばかりです。 
    ○○店と書いてあれば、その店で切ったということが分かるんですね。 
だから、中食をするなら、「お刺身」がオススメということです。 
    お魚なら、人体に不足しているオメガ3系脂肪酸が豊富ですし、たんぱく源にもなります。 
また、生の魚ですから、酵素も生きていて、消化に負担がかかりません。 
    健康とダイエットのために、ぜひ、中食ではお刺身を利用しましょう。 
ただし、大根のツマは、漂白剤のシャワーを浴びていると思われます。 
    カット野菜は細菌が繁殖しやすいので、だいたい消毒してあるからです。 
まあ、とても希釈してあるので、食べてもダイジョウブです。 
    弁当を食べるよりは安全だと思いますので、気にせず食べたほうがいいですよ。 
このように書くと、弁当なんかもう食べられないという人がいるかもしれません。 
    しかし、添加物を大量に使わないと、このような形で販売することは不可能です。 
現代社会は、食品添加物のおかげで機能しています。 
    添加物がなければ、50年前位の農耕社会にもどるしかありません。 
そのため、添加物とは上手に付き合うことが大事です。 
    中食と外食を食生活の中心にすると、あとで必ず痛い代償を払うことになるからです。 
その代償とは、「肥満」「体調不良」「病気」という痛いツケです。 
    そうならないためには、自分で素材から調理するしかありません。 
それを面倒だと感じるか、贅沢だと感じるか、人それぞれだと思います。 
    ファミレスも基本的に、添加物のおかげで営業していると思ってください。 
現代社会で、添加物なしの料理を食べようと思ったら、自分で作るしかありません。 
    それ以外には、家族に作ってもらうか、一流レストランで食事するしかありません。 
一流レストランでは、添加物など使っていませんから安全です。 
    しかし、添加物を使わないというのは、そういう価格になるということなのです。 
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。