150【明日からダイエット?】
よく、「明日からダイエットするんだ」というのを聞きます。 
    または、「今は○○で出来ないけど、終わったらダイエットよ」というもの。 
いっけん、よくある話で、とくに何でもない会話です。 
    でも、ワタシは、とっても、気になる・・というかひっかかるのです。 
ワタシは、いつも言っているように、「ダイエットは生活習慣」だと思っています。 
    ダイエットというのは、ある日、ある時から、ある時だけ、実践するものでしょうか? 
どうも、ダイエットを「特別な期間」だと考えているのかもしれません。 
    もちろん、ある期間、集中的に、気合を入れてダイエットをすることはあるでしょう。 
でも、ワタシは普段からダイエット生活だし、健康のことを考えています。 
    もともと、ダイエットは健康生活だし、つねに意識している必要があると思っています。 
たとえ、たくさん食べるときでも、その後の調整方法は考えています。 
    友人と飲み会とか、食事会もあるでしょうから、たくさん食べる日もトウゼンあります。 
でも、たくさん食べながらも、ダイエットや健康のことは常に意識しています。 
    健康というのは、ある日、ある期間だけで維持するものではありませんよね? 
お肉をたくさん食べるなら、ゴハン物は控えて、野菜を食べようとか・・ 
    お腹がすいて仕方がないときは、ゴハン大盛りたべるけど、次のゴハンは控えめとか・・ 
そういう日も、トウゼンあります。 
    運動だって、同じでしょう。 
今日は一日家にいて、まったくカラダを動かしていない・・・とか、 
    今日は体調が悪くて、一日寝ていたとか、そいう日もありますよ。 
でも、次の日には、スポーツクラブに行こうとか考えています。 
    体調が悪いからこそ、今日は、ゴハン少なめにしておこうとか・・、考えます。 
健康生活は、日々の生活の結果です。 
    ダイエットだって、日々の生活の結果です。 
ある日、ある時、ある期間だけやるのは「生活」とは言いません。 
    ダイエットが面倒で、嫌なことだから、「特別な期間」に押し込めたいのかもしれません。 
でも、ワタシのおすすめするダイエットは、つらくもないし、苦しくもありません。 
    ダイエットだと意識することなく、ふつうの「生活」として実践しています。 
なぜ、今は出来ないけど、○○が終わったらやろうと考えるのだろう? 
    ぜぜ、「今日から」ではなく「明日から」なになってしまうのか・・・ 
ワタシの考えすぎで、ただ、そういう表現方法なのかもしれません。 
    でも、コトバを表現するなかに、潜在意識が見え隠れします。 
ワタシは、たくさん食べる日もダイエット生活だと思います。 
    ワタシは、運動がまったく出来なかった日もダイエット生活だと思います。 
それは、「意識を切らさない」ということです。 
    たとえ、行為としては正反対のことをしても、意識は切らさない・・、という考え方です。 
よく聞くのに「明日からダイエットだと思うと、よけいに食べたくなる」とか・・・ 
    「ダイエットしなきゃあ・・と考えれば考えるほど、たくさん食べてしまう」とか・・・ 
そのような声を聞きます。 
    気持ちは、とても分かります。 
でも、そういう考えは捨てましょう。 
    それは、あなたが昔、つらいダイエットをしたからです。 
つらいダイエットの記憶が、忘れられないのです。 
    ダイエットなんか、ホントはやりたくないとカラダが拒否しているのでしょう。 
本当にそうですよ、つらいダイエットなんかしたくありません。 
    空腹をガマンしたり、下剤飲んだり、毎日おんなじシェイクを飲んだり・・・嫌ですよね。 
ダイエットは楽しいことです。 
    ダイエットは気持ちのいいことです。 
ワタシは、8年前、3ヶ月で5キロ痩せたことがあります。 
    ワタシは、7年前、3ヶ月で10キロ痩せたことがあります。 
今年も、違うダイエット法で、ウエスト8センチ減りました。 
    いずれにしても、つらい思いも、ガマンしたこともありません。 
まあ、運動はしていますが、カラダに心地よい刺激です。 
    食事制限もしましたが、むしろカラダは軽くなって快適です。 
本来、ダイエットは楽しいものです。 
    健康法だって、気持ちよくなるから続けられるのでしょう。 
ひとつ、コツをお教えします。 
    これ、運動を始めるときのコツでもあるんです。 
それはね・・・・ 
    「まず、始める」という事なんです。 
もちろん、始めからエンジン全開でなくてもいいんです。 
    出来るところから、自分の出来る範囲でかまわないんです。 
まずは、「とりあえず、○○だけやろう」とか、 
    まずは、「ちょっとだけ、やってみよう」と考えることです。 
運動というのは、とてもメンドクサイものです。 
    それは、ワタシもそう思います。 
でも、結果的に、運動すると、爽快になります。 
    やっぱり、運動すると、カラダが引き締まった感じがします。 
終わった後は、そう感じるのです。 
    ところが、始める前はメンドクサイのです。 
いきなり、すべてのメニューをカンペキにやろうと考えてはダメです。 
    そうではなく、ひとつでもいいから、やってみようと考えてください。 
たとえば、スポーツクラブで運動する気が起きない時もあります。 
    マシンで筋トレして、ランニングマシンで走るなんて、ホント面倒です。 
でも、「まあいいや、とりあえず、自転車だけ」と考えます。 
    または、脚が痛いから「まあ、腕の筋トレだけでも・・」とかね。 
しかし、これが不思議なんです。 
    始めてみると、もっとやりたくなるんですよ。 
始める前は、メンドクサイ。 
    初めてしまうと、もっとやりたくなる。 
これは、運動に限ったことではないようです。 
    ワタシはホームページを作ったり、本の原稿を書いたりします。 
これも、面倒な作業には違いありません。 
    時間はかかるし、目は痛くなるし、腰も痛くなるし、なんにも楽しくありません。 
ところが、初めてみると、時間いっぱいやってしまったりするんです。 
    これは、ワタシの尊敬する英語学者で評論家のWさんに教わったことです。 
Wさんは大学の先生で、このように学生さんに教えていました。 
    学生さんは、卒業論文というのがありますね、そのアドバイスです。 
卒論というのは、テーマも決めなくてはいけないし、準備が大変ですね・・・ 
    でも、準備をいくらしても、何にも役に立たないと言っています。 
大事なのは、準備をすることではなく「まず書き始める」ことなのです。 
    なんの準備もいりませんから、テーマが大体決まったら、まず「書くこと」だと言います。 
書き始めると、次に必要な知識や経験が「コレ絶対調べないと」という感じになります。 
    ところが、準備を先にやると、いくら準備をしても、準備に終わりがないのです。 
そして、締め切り間際になって、本文を書き始めると、タイヘンなことがわかります。 
    いろいろな準備と思ってやっていたことが、まったく役に立たないことが分かるのです。 
これは、順番がぎゃくなのです。
準備を万全に整えてから始めようとすると失敗します。 
    そうではなく、テーマが決まったら、即、書き始めることなのです。 
Wさんは、そう、書いておられました。 
    これは、ダイエットでもまったく同じことです。 
あれが出来たらとか、あれが終わってからとか、あれを読んだらとか、それは準備です。 
    そうやって、ダイエットに万全の準備をしていると失敗します。 
    そうではなく、今日出来ることは今日初めてしまうことです。 
始めてみれば、次に必要なことはでてきます。 
    運動も始めてみれば、ついつい、いろんなことをしたくなります。 
それは、毎日のことです。 
    日々、出来ることだけ、初めて見ればいいのです。 
いつまでも、準備をしていてもダメです。 
    大事なことは、「すぐ始める」ということです。 
    そして、「意識を切らさない」ことが大事ですね。 
ダイエットにおいても、その違いは大きいです。 
    ダイエットは、何か始めないと変わりません。 
ぜひ、今日から行動を起こしましょう。 
    「善は急げ!」「思い立ったが吉日」というじゃないですか^^ 
ぜひ、こちらも参加してくださいね。みんなの声を聞かせてください^^! 
    ミクシィコミュニティ 「ハッピー☆ダイエットライフ」にご参加ください。 
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